奄美大島の離島薬剤師

美大島(あまみおおしま)の一番の特徴は、島の大部分が森であるということ。奄美の森は多様性と希少性を併せ持ち、世界に誇る豊かさを持っています。国内では西表島に次ぐ大きさをもつ奄美のマングローブ林を抜けると、色とりどりのサンゴが生息する美しい海が広がっています。

希少な生物が生息するダイナミックな森と透明度の高い紺碧の海。そしてそこで生活する人々の温かな人柄に触れると、誰もが笑顔になります。自然のリズムに近い生活、豊かな人情の残るこの島は『癒し、長寿、子宝の島』とも言われています。

そんな鹿児島県南西諸島の離島『奄美大島』の魅力や概要、医療機関の情報、薬剤師の年収や待遇をご紹介します。

癒し、長寿、子宝の島 『奄美大島』の魅力

『奄美大島』ってどんなところ?

奄美大島

 

美大島は、本土の鹿児島市から南西約370キロメートルに位置する奄美群島の中で最も大きな島で、その面積は713平方キロメートルと沖縄本島の面積の約8割程度の大きさがあります。これは日本の離島の中では、北方領土を除くと沖縄本島と新潟県の離島佐渡島に次いで3番目の大きさです。もし旅行で奄美大島の島全体を周るのであれば、少なくとも2、3泊は必要になるかもしれません。

地理的には鹿児島県と沖縄県のちょうど中間に位置しています。島の北部はなだらかな地形であるのに対し、中南部の9割が森・山林で構成されています。

この自然豊かな森に足を踏み入れると、子供の頃一度は憧れた、まさに冒険の世界が広がっています。ヒカゲヘゴ(シダ植物)やオキナワウラジロガシ(ブナの木)、クワズイモなどが鬱蒼と生い茂り、希少な動物たちにすみかを提供しています。島の中央部にある金作原原生林や日本第2位の広さを誇るマングローブ原生林では、生物の多様性を体感することができるでしょう。

島は奄美市と龍郷町、大和村、宇検村、瀬戸内町の5つの市町村から構成されており、推計人口は5つの市町村合わせて5,9913人(平成29年8月1日)となっています(奄美市:42,237人、龍郷町:5,753人、大和村:1,460人、宇検村:1,712人、瀬戸内町:8,751人)。なかでも奄美市は、島全体の約4割を占め、中核都市としての機能を持つ名瀬地区(旧名瀬市)、緑豊かな森林と清流を持つ住用地区(旧住用村)、広い農地と美しい海岸線を持つ笠利地区(旧笠利町)で構成されています。

奄美大島の産業はサトウキビや肉牛などの農業、マグロや車海老養殖などの漁業、黒糖焼酎の生産にのほか、近年衰退したとは言え、伝統産業の大島紬(おおしまつむぎ)が有名です。

奄美の気候は亜熱帯海洋性で、暖かい海に囲まれているため、一年を通じて温暖多湿であり、年平均気温は20度を超えます。最も暖かい7月の平均気温は28〜29度、最も寒くなる1月の平均気温は14〜15度程度となっています。降水量は非常に多く、年間降水量は約3000mm(東京の約2倍)であるため、年平均日照時間が非常に少ないのも特徴です。

非常に温暖な気候であるため、1月末にはヒガン桜が咲き、一足早い春の訪れを感じることでしょう。

参考までに、奄美大島の老年人口割合は28%と、全国平均の26.0%を上回っています(2010年)。つまり高齢化社会です。その一方で、合計特殊出生率は奄美市で1.83、大和村で1.78、宇検村で1.69、瀬戸内町で2.06、龍郷町で1.83と全国平均の1.38を大きく上まわっているのが特徴です(2008〜2012年の平均値)。このような高齢者と子供が多い人口ピラミッドを持つ奄美大島は、Uターン及びI ターンを促し、生産年齢人口の増加及び島外への流出を防ぐことが大きな課題となっています。

奄美・琉球を世界遺産へ

本国内では、これまでに屋久島(鹿児島県)・白神山地(青森県、秋田県)・知床(北海道)・小笠原諸島(東京都)の4地域が「世界自然遺産」に登録されておりますが、現在、鹿児島県から沖縄県の南西諸島にまたがる「奄美・琉球」がそれに続く世界自然遺産候補地として選定されています。

平成15 年、環境省と林野庁は、今後新たに世界自然遺産へ推薦可能な地域の有無を学術的に検討する「世界自然遺産候補地に関する検討会」を開催しました。この検討会では、全国の国立公園など自然の価値が高い地域の中から、19 箇所を絞り込み、その中から「知床」、「小笠原諸島」、「奄美・琉球諸島」の3 地域が、世界遺産の登録基準を満たす可能性が高い地域として選定されました。しかし、「奄美・琉球諸島」は、絶滅危惧種の生息地など、重要地域の一部は未だ十分に保護されていないことが指摘されています。

離島といえば美しい海

熱帯海洋性気候である奄美大島は、5月になるとすでに暖かく、海水浴をすることができます。梅雨明けの6月になると平均気温は26度、最高気温は29度にもなります。

奄美の周辺の海は黒潮の影響で、周辺の海には約220種類ものサンゴが生息し、魚の住処となっています。特に奄美大島北部に位置する土盛海岸は、島内でも屈指の透明度を誇り、青のグラデーションの美しさから“ブルーエンジェル”と呼ばれています。そのほか、大小の入江が連なる海岸にはウミガメが産卵をするためにやって来くるので奄美大島に滞在する誰もが、ウミガメの産卵シーンに立ち会うことができます。

2017年3月に「奄美群島国立公園」がついに誕生!

(本内容は「沖永良部島の離島薬剤師」の記事の内容に重複します)

2017年3月に日本で34番目となる国立公園『奄美群島国立公園』が誕生しました。

奄美群島国立公園は日本最大規模の亜熱帯照葉樹林が広がり、アマミノクロウサギをはじめとする希少でかつ固有の動植物が生息しています。これらは約1,000万年前以降の地殻変動により、大陸から奄美へと渡ってきた動植物が独立して固有の進化を遂げたことによります。

また、琉球石灰岩の海色崖やカルスト地形、北限に位置するサンゴ礁やマングローブ林などたくさんの自然を有する地域です。このような大自然の中で、海岸沿いの景勝地やビーチ巡り、マングローブのカヤック体験やダイビング、グラスボートによる海中散歩を体験することができます。

何よりこの青より蒼い美しい海(上写真)。沖縄の海とはまた違った透き通った紺碧の美しさに癒されることでしょう。

一度、奄美の離島の透き通った美しい海を見入ってしまったら、もう内地の海には入れないかもしれませんね。(言い過ぎですか?)

なお、奄美群島国立公園の該当区域は、奄美大島、加計呂麻島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島が指定されています。

奄美諸島の美しい島々

剤師として奄美大島にやってきたら、奄美大島周辺の個性的で美しい島々へ旅に行くのはいかがでしょうか。沖縄県の八重山諸島の離島とは異なり、奄美諸島の島々には大きな特徴の違いはありませんが、それぞれの島には手つかずの自然が多く残されています。奄美諸島には奄美大島の他に喜界島、加計呂麻島、与路島、請島の4つの有人島が存在します。

参考までに、奄美諸島の4つの離島をご紹介します。

蝶の飛び交うサンゴ礁の島『喜界島(きかいじま)』

美大島から飛行機で20分もしくは航路で2時間半ほど西へ進むと喜界島へ到着します。喜界島は奄美群島国立公園に指定されているものの、サトウキビ畑などなどの開発が進んでおり、手付かずの山林は少なく、奄美大島と比較して固有の動植物は少ないです。面積は約57 km2 で約7,800 人の人々が暮らしており、薬局も数店舗存在します。タイミングにもよりますが薬剤師の求人が出ることもあります。

喜界島の薬剤師求人

2018.05.01

大自然と神秘の島『加計呂麻島(かけろまじま)』

美大島からフェリーもしくは海上タクシーで20分ほど南下すると、奄美の中でも人気の観光地である加計呂麻島に到着します。加計呂麻島は奄美大島に住んでいる人にとっても特別な場所で、心を虜にしてくれるパワースポットがたくさん存在します。まるで一つの森のように緑豊かな山が連なり、その小さな入り江ごとに集落が30も点在しています。おさい集落やたけな集落のガジュマルはインスタ映えするポイント。美しいビーチの珊瑚礁にも感動すること間違い無いでしょう。面積は約77 km2 で約1,400 人の人々が暮らしています。なお、加計呂麻島には加計呂麻徳洲会診療所が存在します。

離島の中の離島『請島(うけじま)』

奄美大島の島民でもこの島に訪れたことがあるという人は、なかなかのマイノリティー。奄美大島の港から1日1〜2便だけ定期船が出ています。2017年4月には3年ぶりに小学校が開校され、1年生と3年生の女子児童2名のために入学式が催されました。これぞ離島の中の離島です。面積は約13.3 km2 で約130 人の人々が暮らしています。請島には瀬戸内町池地診療所が存在しますが、薬剤師の募集はありません。

与論島じゃないよ『与路島(よろじま)』

請島と同様、奄美大島の島民でもこの島に訪れたことがあるという人は、なかなかいません。隣の請島とは自然の様子が若干異なり、奄美大島と徳之島に見られる特徴が混在しているのが特徴的です。島内の家々は珊瑚石を積み上げて塀としており、景観上の特徴となっています。面積は約9.35 km2 で約90 人の人々が暮らしています。与路島には瀬戸内町へき地診療所が存在しますが、薬剤師の募集はありません。

薬剤師が暮らす!奄美大島での生活環境

1日数時間しか見れないハートロック/ 奄美大島

剤師としてこの島で暮らしていくには、当然ながら「この島で暮らして行けるのか」について考えなければなりません。

まずは食生活に関して。奄美大島には島一番の規模のスーパーマーケットであるイオンプラザや小規模スーパーであるタイヨーなどが名瀬地区を中心に多く存在しており、24時間対応のコンビニエンスストア(ファミリーマートがほとんど)が存在します。外食に関しても、内地のミスタードーナッツやモスバーガーを始め、海の幸を使用した島料理を中心としたお店が多く存在しているので外食派の人も特に困ることはないでしょう。しかも、島特有のアットホームなお店ばかり。

短期の薬剤師派遣など、この島へやって来た薬剤師は、島の個性様々な食堂に足を運びます。ときには島の人々と、ときには観光客とともに酒盛りをすることも多くあるようです。もちろん本土の人の優しさもあるとは思いますが、都会とはまた違った奄美の島人の心遣いや温かさに癒されることでしょう。

そんな奄美の人柄はとても良好と言われています。古来より、相互扶助の精神が根付いており、伝統行事が開催され、人情味があり、地域活動も盛んです。島の外から島へやってくる稀人(まれびと:来訪者のこと)を歓迎し、おもてなしをする文化を持っています。

ときには裏があるのではないかと疑いたくなるくらい、親切心のカタマリのような人も高頻度で現れますが、ただ思いやりの気持ち、おもてなしの心があるだけで、見返りに何かを求めているわけではないのでご安心を。手厚くもてなされたら、遠慮せず受け入れ、一緒に盛り上がるのが一番喜びます。

 

さらに奄美大島でも島時間は健在です。

例えば、歓送迎会か何かで夜の18時に居酒屋に集合することとします。知らない内地の方は18時に現れますが、そこには誰もいません。少し気の早い人が15分後にポツリ。「お腹が空いた」と30時間ごにまたポツリ。結局、全員が集合するのは1時間後であることも特に珍しくありません。奄美大島の人の感覚からすると、10分、20分遅れることは、遅れたうちに入らないのかもしれません。

過去に、「お薬はどのくらいでできますか?」「まだできないのか。どんだけ時間かかるんだ」と患者に急かされた経験はありませんか?

奄美大島で数ヶ月間働いた経験のある薬剤師にこのようなクレームを受けたことがあるか聞いてみたところ、

「そういえば、そのようなことを言われたことなかったかもしれません。一度くらいあったかもしれないけど、おそらく観光客だと思います。秒単位で動いている都会の人と島の人では時間の感覚が違うのかもしれませんね。」

都会から奄美大島に移住した人は最初この「島時間」に慣れず、ときにストレスさえ感じるかもしれません。しかし、この島で生活するにつれて、わざわざ急ぐ必要のないことは急がないこの感覚に慣れてくるでしょう。

ただ、奄美大島においても、この「島時間」は時代の流れとともに消えてきていると言われています。この「島時間」が良いにせよ悪いにせよ、離島ならではの「島時間」をぜひ感じて欲しいと思います。

 

あまみっけ。

制作:テディーベア作家 市川和子/制作:東京No.1/監督:山口保幸/ナレーション:元ちとせ

美市は2020年までに200名のフリーランスを育成すること、50名以上のフリーランス移住者を呼び込むことを目標に島の活性化に取り組んでおり、中でもweb 制作に重みを置いています。今後、比較的若い世代を中心に様々なクリエイターが誕生するかもしれません。

そんな新進気鋭のクリエーターが増加している中、奄美大島の魅力を紹介しているムービーがYou Tube にありましたのでご紹介します。登場人物(動物?)は大島紬の模様をしたテティベア「みっけ」と国の特別天然記念物アマミノクロウサギ。奄美大島出身の歌手元ちとせさんがナレーションをしています。

主人公が熊の人形であるため、多少の違和感は拭えませんが、奄美大島の伝統、大自然、ボーダーレスの島の美しさを味わえるような内容となっています。

その他、奄美大島の情報がたくさん詰まっている奄美大島情報サイト「あまみっけ。」も合わせてご覧ください。(→ あまみっけ。のサイトはコチラ

まるっと奄美大島の魅力に取り憑かれて、あとは奄美大島の薬局を探しましょう!

奄美大島へのアクセス

美大島は主要都市からの直行便も多く非常に身近な島です。

2014年には新東京国際空港(成田)ー奄美空港の間にバニラエア(LCC)が就航し、非常に手頃な価格で行けるようになりました。不定期で行われるバニラエアのセールでは片道1000円台で航空券が売り出されることもあります。

奄美大島への直行便は東京(成田・羽田)、大阪(伊丹)、福岡、鹿児島、那覇から運行されています。

鹿児島空港からは奄美空港への発着便数が多いので、直行便がないような地域から奄美大島へ行かれる際は、この鹿児島空港を経由すると便利です。

各空港からの所要時間
  • 東京 →→→ 奄美大島(2時間25分〜45分)
  • 大阪 →→→ 奄美大島(1時間30分)
  • 福岡 →→→ 奄美大島(1時間20分)
  • 鹿児島 →→ 奄美大島(50分)
  • 沖縄 →→→ 奄美大島(1時間)

 

さらに、奄美大島へは航路でもアクセスが可能です。鹿児島と沖縄からマルエーフェリーとマリックスラインが毎日運航しています。時間は空路と比較してだいぶ時間がかかりますが、離島ならではののんびりとした船旅もオススメです。

鹿児島県からは新鹿児島港もしくは鹿児島本港北埠頭から約11時間かけて、沖縄県からは沖縄新港もしくは本部港から与論島、沖永良部島、徳之島を経由して、約13時間かけて奄美大島へ行くことができます。

奄美大島の医療機関(病院・薬局 etc.)

タエン浜 / 奄美大島

美大島には、現在、病院・診療所が52件、歯科医院が24件、保険調剤薬局が34件あり、病院・薬局ともに薬剤師の募集を行っています。(平成29年11月1日九州厚生局のデータ参照)

離島の医療機関の数としては比較的多い方かもしれません。

まず病院に関してですが、奄美大島には「鹿児島県立大島病院」や「名瀬徳洲会病院」などの大型の病院もいくつか存在します。
特に奄美大島の中でも最大規模の県立大島病院は奄美群島の中核病院として明治34年に開設されました。350病床(一般 335床、結核 15床)で18の診療科(総合内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、精神科、小児科、外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、泌尿器科、人工透析科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、歯科・口腔外科)と救命救急センター(救急科)をもち、急性期・慢性期を問わず多くの患者を受け入れています。
平成28年には離島の救急医療も担うためにドクターヘリも運行し、これまで自衛隊頼りだった搬送体制が改善され、奄美群島の離島に住む人々の救命率の増加に大きく貢献しています。

また、奄美群島には徳洲会グループの協力により建設された7つの病院・診療所があります。
徳洲会グループは「生命だけは平等だ!」の理念の元、島の人にも本土と同等な十分な医療が受けれるよう、離島医療に真摯に取り組んできました。地理的状況により、その規模や特色はそれぞれ異なりますが、中でも44,000人の人々が住む奄美市に立地する名瀬徳洲会病院は、地下1階地上7階建、病床数270と比較的大きな病院です。PTCAやintervention therapyに対応したDSAや1.5テスラのMRI、128チャネル マルチスライスCT、最新型の内視鏡、高圧酸素治療機、心エコー、腹部エコー、マンモグラフィー、パノラマ撮影装置、透視台、CRなど十分な機器が一通り揃っています。

その他、奄美中央病院(110床)、大島郡医師会病院(188床)、笠利病院(徳洲会グループ, 89床)、瀬戸内徳洲会病院(60床)、奄美病院(356床)、やその他診療所など奄美大島には全部で52の病院・診療所が存在します。

高齢化社会である奄美大島の患者の特徴としては、名産であるサトウキビの影響もあるせいか糖尿病の患者が多いといいます。

県立大島病院 http://hospital.pref.kagoshima.jp/oshima/, 名瀬徳洲会病院 https://www.nazetokushukai.jp,奄美中央病院 http://www.amami-hca.or.jp/achweb/index.html?mode=pc, 大島医師会病院 https://hp.oshima-med.or.jp, 笠利病院 https://www.tokushukai.or.jp/remote/kasari/, 瀬戸内徳洲会病院 http://www.setouchitokushukai.or.jp, 奄美病院 http://www.jiaikai.or.jp/amami/ H29.11.25参照

続いて薬局に関してです。

奄美大島には以下に示した34の保険調剤薬局に加え、マツモトキヨシ(旧ミドリ薬品)やドラッグストアモリ(通称:ドラモリ)、ドラッグイレブン(JR九州グループ)をはじめとするドラッグストアーが多く存在します。なお、保険調剤薬局のほとんどは1店舗から数店舗展開のパパママ薬局で、大手チェーン調剤薬局はまだ奄美大島には進出しておりません。

そのうちの大部分は北部の奄美市に局在しており、そのほか瀬戸内町にも数店舗営業しております。

奄美大島の調剤薬局やドラッグストアでの薬剤師の仕事の大部分は、内地や本島のそれと変わりませんが、大きく異なることとして、「非常にのんびりとした職場環境」であることでしょう。「いつものお薬ですね。」「お大事に。」いわゆるルーティン化している調剤マシーンのような流れ作業になりにくく、患者一人一人の話をじっくり聞くことができるといった印象です。患者との会話内容は、薬に関することもあれば、薬とは関係ない雑談がほとんどという薬剤師もいます。もし、全国各地の薬局の「平均投薬時間」というデータが存在するとしたら、その時間の長さに驚かれることでしょう。

一方で、応需処方箋枚数に対して薬剤師を確保できていない薬局もあります。そのような薬局は流れ調剤になりやすいと思われますが、高待遇で薬剤師を募集していることも多いので、一度、転職支援会社の担当コンサルタントに確認してみると良いでしょう。

 

奄美大島の保険薬局
古仁屋調剤薬局
門前:いづはら医院(整形外科・内科)

有限会社 コンビニエンスストア 重野薬局

宇検薬局
門前:宇検村診療所

マリン薬局
瀬戸内町へき地診療所

南部調剤薬局
門前:南大島診療所

まほろば薬局

中江薬局

有限会社 ムラタ薬局

有限会社 平井薬局
近隣:水間内科医院、水間歯科医院

ムラタ薬局 久里店
門前:大野耳鼻咽喉科 近隣:屋宮医院

有限会社 伊津部薬局 小浜店
門前:むかいクリニック

押川薬局
近隣:稲医院

あさひ龍生堂 薬局
門前:まさや眼科

有限会社 ひまわり薬局
門前:稲医院

株式会社 大島調剤薬局
門前:鹿児島県立鹿児島病院

久保薬局

スマイル薬局
門前:ささはらメンタルクリニック

チューリップ調剤薬局

有限会社 城薬局 あまみ店
門前:つばたクリニック

有限会社 マツモト薬局

なごみ薬局
門前:ファミリークリニックネリヤ

和光薬局
門前:和光整形外科

ひろ薬局
門前:メンタルクリニックMateria

オキシマ薬局

ながはま調剤薬局
門前:奄美中央病院

こぐま薬局
門前:政小児科内科医院

なでしこ薬局
門前:よしかわクリニック 近隣:和光歯科

小宿調剤薬局
門前:大島郡医師会病院

ムラタ薬局 大高前店
門前:浅沼クリニック

シダマ調剤薬局
門前:郡山眼科医院 近隣:喜入内科(内科・消化器科・小児科)

三洋薬局

すみよう薬局
門前:奄美市住用国民健康保険診療所

有限会社 ムカイ 向井薬局
門前:鹿児島県立鹿児島病院

九州厚生局のデータをもとにしています。H29.11.1 参照

離島薬剤師の年収・待遇 in 奄美大島

  給与水準  ★ ★ ★ ★ 
福利厚生・待遇 :★ ★ ★ ★

て、気になる奄美大島の薬剤師求人件数や給与面ですが、ここ奄美大島には病院、薬局ともに多くの募集があり、全国の離島の中でも比較的中程度〜高給与を提示する薬局が多い傾向にあります。すなわち、奄美大島における薬剤師の需要度は高く、高待遇好条件での転職が可能と言えるでしょう。(ただし、他の記事でも述べたように、求人サイトで公開している給与額はあくまで参考程度であり、交渉によってその年棒額は大きく変わります。)

まずは、奄美大島における病院の求人に関してですが、平成29年12月現在、徳洲会グループの病院(名瀬、瀬戸内、笠利病院)、慈愛会奄美病院(精神科)において薬剤師の募集があります。奄美大島のその他の病院における薬剤師の募集は各病院のホームページから確認したところ現在募集はないようです。ただし、病院によってはハローワークなどに求人の募集を出していることもあるので、本気で病院への転職を考えているのであれば、ご担当のキャリアコンサルタントに相談すると良いでしょう。

年収の提示額は病院の規模や勤務時間、休日日数などで大きく変わりますが、経験によっては600万円(年棒)での募集を行っている病院もあるので比較的高い収入が見込めそうです。

また、他の全国の離島と同様に、奄美大島でも全国展開をしている徳洲会グループが有名です。

徳洲会病院は一般的な病院と同じように勤務終了時間は早いものの、年間休日日数が105日と他の調剤薬局と比較して非常に少ないです。給料は年収換算で360万円~600万円を想定していますが、下限年収は調剤経験がない方に対しての額面です。また、徳洲会グループの病院は非常に福利厚生が充実しており、三親等まで医療費の補助が受けられたり、島外からの就職の場合は住宅の手当てもあります。(奄美大島の徳洲会病院の求人票はコチラよりご確認いただけます。)

 

調剤薬局おきましては、常に薬剤師不足の状態が続いており、年間を通して多くの薬局で募集があります。

薬局の売り上げ、営業時間、休日日数や忙しさなどで募集提示年収は大きく違ってきますが、公開求人の提示金額においても年収600万円以上で募集する薬局がほとんどで、中には700万や800万以上を提示する薬局もあります。離島の中では比較的大きな集落を形成して、あまり不便のない奄美大島ですが、その便利さの割にはかなり高い収入が見込めそうです。

当サイトの他の記事でも説明しましたように、公開求人の提示金額はあくまで参考金額であり、薬剤師のこれまでの経験や特に事前及び事後交渉によって大きく異なってきます。自ら金銭面の交渉を行うことは非常に難しいことであり、失敗すると先方にがめつい悪い印象を与えてしまったり、先数年の給与に影響します。したがって、交渉のプロフェッショナルである転職支援会社のキャリアコンサルタントに転職の仲介してもらうことが非常に重要です。

 

んにち、離島の薬局では様々な転職支援会社から薬剤師を紹介してもらうことがありますが、好印象のキャリアコンサルタントもいれば、あまり良いとは言えないコンサルタントなどもいます。

採用する薬局側からすれば、仲介となる転職支援会社のキャリアコンサルタントの段取りや対応が悪いと、その転職支援会社から紹介される薬剤師に対しても悪い印象がついてしまう可能性もありえます。転職支援会社のキャリアコンサルタントは転職を希望する薬剤師をストレスなくスムーズに、できるだけ好条件で高待遇に転職する支援を行うために存在するのであるから、そのサポート役に悪いイメージをつけられては元も子もありません。

また、転職活動をする薬剤師側から見ると、スキルの低いコンサルタントは共通して、聞き手側になるばかりで、「提案する」「情報を与える」というコンサルティングの重要な役割を果たせていないことが多いです。

その結果、曖昧な状態で入社することに至ったり、入社前には予測できなかった損失を生むことになり兼ねません。

特に、「離島」を対象とした転職活動においては、通常の給与・待遇などの額面交渉に加え、遠隔地での面接や採用となった場合の転居や保険薬剤師の移動届けなど少し特殊な事情が混ざってくるため、転職支援会社のキャリアコンサルタントには離島転職ならではの包括的なコンサルティング能力が必要不可欠となってきます。

つまり、離島へ転職される皆さんは、離島転職の流れを熟知し、経験豊富な転職支援会社を利用する必要があります。

 

ちなみに、離島の薬剤師転職サポートが可能で離島の薬局でも評判の良い転職支援会社は業界最大手の「薬キャリ」、派遣に強い「ファルマスタッフ」、優秀なコンサルタントを集めた「ファーマキャリア」などがあります。

その中でも、「薬キャリ」は自社保有の薬キャリエージェントが転職サポートに対応できない離島であったとしても、提携する転職支援会社に委託してサポートをしてもらうことも可能なので、「薬キャリ」は編集部で特に推奨しており、ぜひ利用していただきたい転職支援会社です。

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