離島・沖縄への引っ越しも決まり、早速引っ越し業者を探してお見積りをしてみたらその見積り額に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、内地(本土)から離島・沖縄へ引っ越す際にどのくらいの引っ越し費用が必要なのか、
それら情報をもとに、最も格安に離島・沖縄へ引っ越しするための方法やツール・業者をご紹介していきたいと思います。
なるべく余計な経費は無くしたいと思うのは自然なこと。安く引っ越して沖縄・離島で楽しく自由に過ごしましょう!
Contents
離島・沖縄へ引っ越しをするには莫大な費用が必要
実際、本土から離島・沖縄へ引っ越すのはどれくらいの費用が必要なのか。
シーズンにもよりますが、単身者で同じ都道府県内への引っ越しする場合は2万円から5万円程度に収まることが多いです。全国展開をする赤帽(外部リンク)なんかを利用したら1万円台に収まることもあるくらいです。
この感覚で想像すると離島への引越しはいくら高いと脅されても、「10万円くらいだろう」と想像するかもしれません。しかし、これは大変大きな間違い。
シーズンや利用する業者にもよりますが、大手の引っ越し業者を利用し、都内から沖縄の離島へ引っ越しをする場合、単身でも40万円〜80万円程度、ファミリータイプなら100万円以上もの費用がかかることもあります。
沖縄と東京との直線距離はおよそ1,500kmと単純に移動距離もその高い引っ越し料金に影響を与えていますが、
料金が高くなる一番の理由は、フェリーを使って荷物を運ぶ必要があるため、さらに船の欠航などによりスムーズに引っ越しが進まないためです。
フェリー輸送では港などでよく見かける大型のコンテナーを利用して引っ越しをします。時には丸ごと一つ。数世帯で間借りすることもあります。
基本的に、沖縄・離島引っ越しの流れは以下のような流れで進みます。
普通の引っ越しとは異なり、沖縄・離島への引っ越しは、上の太字の作業が追加されます。
さらに、通常の引っ越しでは1社で完結するのですが、沖縄・離島となると複数の企業が連携して行うことも多いです。
フェリーも毎日出ているわけではないので、全体で数日間に渡る引っ越し作業が必要となってきます。これら複数の要因が沖縄・離島への引っ越しを高くさせています。
しかし、この変えることのできない一連の流れを効率化し、無駄な中間マージンをなくすなど、工夫してできる限り格安に行う専門の引っ越し業社も中には存在します。
離島というだけで門前払いする引っ越し業者も多く、沖縄・離島の引っ越しは、それぞれ引っ越し業社の力量により見積もり金額がものすごく変化するのです。
まずは、引っ越し見積もりサイトなどを利用して、それぞれ引っ越し業社の見積もりの幅を把握してから検討していくと良いでしょう。
もし、現段階で、引っ越し先の地域がある程度決まっている場合、どのくらいの費用が必要であるのか、見積りサイトなどで簡単に見積もってみると良いかもしれません。
一般的によく使われている見積りサイトを以下に2つご紹介します。
- 『引越し侍』(運営:株式会社エイチーム)
- 『SUUMO引越し見積もり』(運営:株式会社リクルート)
いずれのサイトでも、簡単な見積り検索はできますが、一括見積もりは1サイトだけで十分です。
内容も大きく変わらないので、使いやすいサイトを選べば良いでしょう。
個人的には一番上の『引越し侍』がシンプルで比較的使いやすくていいと思いますが、『SUUMO引越し見積もり』も人気です。
本土から沖縄・離島へ引っ越しするため方法はこの3つ
早速本題になりますが、離島・沖縄へ引っ越しをするための方法大きく分けて3つの方法があります。
- 通常の引越し業者を利用する方法(高め)
- 離島専門の引っ越し業者を利用する方法(お手頃)
- 全てゆうパックやヤマト便等で自分で配送する方法(格安!)
今回の記事の目的はあくまで、沖縄・離島へ格安に引っ越す方法であるので、1の「通常の引越し業者を利用する方法(高め)」は軽く触れる程度にして、2の「離島専門の引っ越し業者を利用する方法(お手頃)」で沖縄離島引っ越し業社を利用する理由と引っ越し業者をご紹介し、3の「全てゆうパックやヤマト便等で自分で配送する方法(格安!)」でゴリゴリに格安に済ます方法を詳細にご紹介します。
1. 通常の引越し業者を利用する方法
通常の引っ越し業者といっても、ピンからキリ、大手から中小の業者まで数多くの引っ越し業者が存在します。
- お金をかけてもしっかりした引っ越しを行いたい
- 徹底的なサポートが欲しい
- なるべく梱包作業など面倒な作業はお任せしたい
そんな人は誰もが知っている大手の引っ越しセンターに依頼するのが良いでしょう。
見積もりから荷造り、梱包、輸送、搬出から荷ほどき作業までどれも丁寧で、保証も大変充実していますが、まぁ金額は高いです。
また、沖縄や離島への引っ越しは少し特殊なので、たとえ大手でも対応してもらえないことも多いです。
今回の記事の目的はあくまで、沖縄・離島へ格安に引っ越す方法であるので、大手引っ越し業社のご紹介は割愛しますね。
2. 沖縄・離島専門の引っ越し業者を利用する方法
全国には離島・沖縄への引っ越しを専門にしていたり、強みとしている業者がいくつか存在します。
それら専門の引っ越し業者は「搬出⇒トラック⇒コンテナへ積替え⇒フェリーによるコンテナ輸送」という長い引っ越し工程を熟知し、各業者独自の最も効率よく安く輸送する手段を持っています。
基本、沖縄・離島への引っ越しは船便に載せる大きなコンテナーを使用して行うのですが、この1つの大きなコンテナーに2、3件の依頼者の荷物を’あいのり’させたり、船の発着日に合わせて引っ越し作業を開始するなど、専門の引っ越し業社は様々なフレキシブルな方法で引っ越し作業を行います。
当記事を書いた私自身も東京都から沖縄県の離島へ引っ越し経験があり、当時東京の業者に見積もってもらった経験がありますが、やはり大手引っ越し業社と比較して断然安くなりました。
以下に、実績のある沖縄・離島専門の引越し業社をいくつかピックアップしました。私が利用したことのない業者も一緒にご紹介しています。
先ほど紹介した『引っ越し一括見積もりサイト』で以下の業者が選択されなかった場合、自身で専門業者に直接問い合わせてどちらが安いのか、サポートの違いは何か比較して、自分の理想に合ったコスパの良い業者を選ぶと良いかもしれません。
関東から沖縄・離島への引っ越しといえば
引越しセンターTSUDA
引越しセンターTSUDAは東京の調布にオフィスを構え、東京(関東)を中心に北海道、沖縄・離島まで全国規模で、引越しや事務所移転、不用品回収/片づけ、遺品整理等を格安でサポートしています。
創業は1967年と大変古くからある引っ越し屋さんで、長年の経験から得た知識を生かしたサービスが売りとなっています。
あまり大きくはない会社なので社長自ら見積もりに来ることもあります。とても親切に、どうしたら安く引っ越しをできるかアドバイスしてもらえました。
九州から離島への引っ越しに強い
中村引越センター
中村引越センターは九州特に福岡、長崎地区において引っ越しの実績が多い引っ越し業者です。九州地方の本土から沖縄や離島(沖縄・奄美大島・宮古島・石垣島・西表島・対馬・壱岐・五島・種子島・屋久島など)への引っ越しも対応しており、経験が豊富です。
本社は福岡市で、全国で最も離島の多い長崎県にも営業所があります。
シーサーマークでお馴染みの
琉球トータル引越サービス
琉球トータル引越しサービスは沖縄県宜野湾市にオフィスを置く引っ越し業者で、沖縄〜北海道まで全国の引っ越しに対応しています。
沖縄の小さな引っ越し業社ですが、もちろん梱包作業から開封作業までを一貫して行ってくます。また、60歳以上の方、妊婦の方、小さなお子さんがいる家庭、母子家庭・父子家庭の方に対しては50%割引にするなど独自の割引プランを用意しています。
会社ウェブサイトはなんとも沖縄感を感じますが、できるだけ沖縄への引越を安くする為にと色々考えてくれる業者なので、沖縄本島への引っ越しを考える際は、検討してみるのも良いかもしれません。
琉球海運グループ
沖縄急送引越センター
沖縄急送引越しセンターは昭和50年11月の設立以来、琉球海運グループの配送部門を担い、本土〜沖縄間を主体とし、一般雑貨、冷凍・冷蔵貨物、引越に至るまであらゆる貨物に対応できる複合一貫輸送を行っております。
沖縄急送引越しセンターの強みは何と言っても、船舶会社直系列なので中間マージンの掛からない格安な引っ越しを提供できることです。
本社は大阪
Islandex express
大阪に本社を置くアイランデクス株式会社の引っ越しサービスです。「沖縄引越し便」のほか「奄美引越し便」「宮古引越し便」「石垣引越し便」「屋久島・種子島引越し便」「佐渡島引越し便」にサービスを分けています。
比較的まだ若い会社で、これから少しずつ実績を出してくると考えられます。
いくつかの沖縄・離島専門の引っ越し業社を挙げてまいりましたが、その他にも沖縄・離島引っ越しを行う業社は存在します。
ただ、沖縄・離島引っ越し専門業社のみを対象とする一括見積もりサイトは存在しないので、もし先ほどご紹介した一括見積もりに上記の専門業者が出てこなかったら、少し骨が折れますが個別で見積もってもらう必要があります。
3. 全てゆうパックやヤマト便等で自分で配送する方法
3つめのこの方法が単身など荷物が少ない場合に最も格安に離島・沖縄へ引っ越しをする方法です。
参考までに、私の場合はこの方法を用いて、大手で約50万円、沖縄離島引っ越し専門業者で約30万円と見積もられていたものが、8万円(別途リサイクル販売益5万円程)までに抑えることができました。私は荷物がかなり多い方であったので、これが限界でしたが、所有物の量によってはもっと安くできると思います。
以下に具体的にどのような施策をすれば、限界まで引っ越し費用を安くできるかご紹介します。
配送の基本は郵便局の『ゆうパック』を使う
様々な輸送手段がありますが、当サイトで最も推奨するのは『ゆうパック』を利用する方法です。
なぜかと言いますと、単純に送料自体が比較的安い。
一般的に沖縄や(特に離島)へ荷物を配送すると送料が非常に高くなるのはご存知かと思いますが、ゆうパックの場合はこの程度がそれほどでもありません。
具体的に「3辺の合計が160cmの箱」を例にし、(1boxタイプの衣装ケースより少し大きい程度です。)
東京(大阪)から沖縄に引っ越しするとします。
送料は、ゆうパックでは片道2,160円 /箱 であるのに対し、宅急便(ヤマト)では4,082円 /箱です。
佐川急便にいたっては、10,368円 /箱かかります。
また、ゆうパックでは事業所またはゆうパック取扱所への持ち込み割り引きが120円 /箱、複数口割り引きが60円 /箱で、
宅急便(ヤマト)では持ち込み割り引きが100円 /箱(ヤマト運輸直営店かつクロネコメンバーズなら150円/箱)、複数口割り引きが100円 /箱です。
おそらく引越しにはお荷物の数が多くなることが予想されるので、持ち込み割りは難しいのですが、複数口割り引きは適用されるでしょう。
さらに、ゆうパックは箱に入っていなくても、クリア収納ケースやボストンバックやスーツケースなども箱詰めせずにそのまま運んでくれます。意外と知らない人も多いので知っておくと便利です。
したがって、
3辺の合計が160cmの荷物(重量25kg以内)では
- ゆうパック:2,100円 /箱
- 宅急便:4,082円 /箱
が相場となってくるので、『ゆうパック』をメインに利用して配送していくのが良い方法となります。
ただし、ゆうパックのサイズでは、3辺の合計が最大170cmまでしか送ることができません。
170cmより大きな棚や大きな荷物はどうすれば良いのでしょうか。
170cmより大きな荷物は『宅急便』を使う(ヤマト便は廃止されました)
以前は170cm以上の配送はヤマト運輸が取り扱う『ヤマト便』を推奨していましたが、2021年10月にヤマト便は廃止され、『宅急便』の取扱いサイズに「180cm(30kgまで)」「200cm(30kgまで)」が新たに加わりました。
3辺の合計が170cmまでは「ゆうパック」が利用でき、さらに25〜30kgまでは「重量ゆうパック」というサービスを使えるので、
宅急便を使うのは3辺が170〜200cmの荷物と考えると良いと思います。
宅急便の送料は、お荷物の「総重量」と「お届け先のエリア」により決まります。「総重量」は、計測した「実重量」と容積換算で算出するのですが、詳細はこちら(外部リンク)でご確認ください。
参考までに、東京(大阪)から沖縄に引っ越しするとします。
3辺の合計が200cmで30kgの荷物では5,260円となります。(ヤマト便では4868円でしたので、少しだけ高くなりました。)
ただし、宅急便の限界は200cmで30kgまでです。これを大きく超えてくる冷蔵庫やソファなどはどのようにすれば良いのでしょうか。
冷蔵庫や大型テレビ、棚クラスは『らくらく家財宅急便』が使えるが・・・
「荷物1個当たりの重さの制限である30kgを超えてしまう」「お荷物の3辺合計が200cmを超えてしまう」そのようなヤマト便では送れない大型な家具・家電などを配送したい場合は、同じくヤマトグループのヤマトホームコンビニエンスが扱うサービスである『らくらく家財宅急便』を利用します。
この「らくらく家財宅急便」では私生活に使うような大型家具・家電などを全て配送することができます。
さらには、梱包、搬出、輸送、搬入、開梱設置(搬入後すぐ使えるように梱包を解いて希望の場所に設置)、廃材回収(荷物梱包材の回収)の一連の流れを全て行ってくれます。
「え、これ引っ越し業者並みにものすごく便利やん?」
と思うかもしれませんが、この「らくらく家財宅急便」はそれなりに費用が必要です。
参考までに、東京(大阪)から沖縄に引っ越しするとします。
ゆうパックでは2,100円だった160cmサイズの箱はらくらく家財宅急便では5,016円で、単身用の冷蔵庫や全自動洗濯機では18,522円、家庭用大型冷蔵庫では44,334円もかかります。
どうしても捨てられないようなものや、非常に高価なものであれば、仕方ないかもしれませんが、
この送料なら、引越し先でそれなりのものを購入できますし、中古ならもっと安く済む場合もあります。また、それなら引っ越し業社にまとめて依頼するのがいいですよね。
だから、大型の家財は全て売りとばそう!
沖縄、離島へ格安で引っ越しをするために、当編集部が強く勧めたいのは、大型の家具・家電は全て売り飛ばすことです。(真面目に言っています。笑)
ものすごく単純ですが、非常に有効な手段で、それらから得た利益を、引っ越し先で新品や中古のものを購入すれば良いのです。
例えば、単身用冷蔵庫を東京から沖縄・離島へ送ると「らくらく家財宅急便」で18,522円必要ですが、引越し前に5,000円で販売して、引越し先で中古のものを5,000円で購入すれば、実質送料は0円です。
中古に抵抗があるような人は、引越し前に5,000円で販売し、本来かかるはずであった送料分の18,522円と合わせて23,522円で新品の冷蔵庫を買う方法だってあります。離島にも家電量販店はありますし、今ではインターネットで最新のものを購入できます。
ちなみに私の過去の経験では、引っ越し先の沖縄の離島のマンションに家具家電が備え付いていたので、引っ越し前にまずは「出張買取」で大部分を売却、(見た目は綺麗だったのですが)売れなかった古い冷蔵庫をフリマアプリ(ジモティー)で3,000円で売却し、ボロい洗濯機を同じくジモティーで0円で譲るなどし、それらで得た利益をそのほかの荷物のゆうパック送料分に回しました。
販売方法は、リサイクルショップやヤフオク、フリマアプリなどがありますが、
・あまり時間をかけたくないような人は一括購入してもらえる『出張買取』
こちらをお勧めします。
2パターンを併わせてみてもいいかもしれません。以下に、当編集部おすすめの「フリマアプリ」と「出張買取」をそれぞれご紹介しますので参考にしていただけたらと思います。
時間かけてじっくり最大限に利益を出したい人
3つのおすすめフリマアプリ
人の考え方にもよりますが、編集部の総合的な評価でおすすめ度を3つの段階にしてみました。
第3位 『メルカリ』
まず1つ目は最近では知らない人はいないであろうフリマアプリの『メルカリ』。
やはり便利で知名度も高いのでということで3位に入れてみました。
販売範囲は全国規模で様々な人に露出できるのですが、手数料が高く、10%もの販売利益を運営側へ持って行かれます。
表示価格に送料込み・別かを選べるのですが、基本的に送料込みで表示するのが販売の基本となっており、逆に表示価格を送料別にするとトンと売れなくなります。送料が高すぎるとそれだけ販売利益は少なくなるので、大型家具ではほとんど希望する利益を出すのは困難です。
よってメルカリは小物商品を売るのに適していると考えられます。
第2位 『ラクマ(旧フリル)』
メルカリにつづいて登場したのが、楽天が運営するフリマアプリ『ラクマ』です。
ラクマの仕様のほとんどがメルカリと同様と考えて良いのですが、大きく違うのは販売手数料がラクマは3.5%であることです。メルカリに比べて手数料が安いので、理論上、手元に残る利益はメルカリより6.5%大きくなります。(追記)2021年1月13日に販売手数料が改定され、商品価格の6.0%に変更されました。
また、送料がメリカリに比べ少しだけ高く設定されているので、大きめの商品が同額で売れた場合、得られる利益はメルカリと大きく変わりません。
ただ、この手数料は大型家具の送料に比べれば、比較対象にもならないほど小さいので、やはりラクマも小物商品を売るのに適していると考えられます。
ちなみに2018年12月におけるダウンロード数はメルカリで7,000万人、ラクマで1,500万人なのでメルカリの方が全国的に露出度が高く、今もなお、メルカリの方が売られやすい傾向にあるようです。
第1位 ジモティー
配送できないような大型家電などを売るのに最もオススメしたいフリマアプリがこの「ジモティー」です。最近ではテレビCMでも広告されているらしいのですが、私はまだ見たことがありません。
そんなジモティーの特徴は、
- 手数料が一切かからない
- 直接やりとりをして販売する
- 送料がかからない
- (基本)地元周辺地域の人に限定される
ジモティーの事務局の収益は基本広告収入なので、メルカリやラクマのように運営に必要な手数料は一切取られません。したがって、消費者側はその手数料分の販売益を得ることができます。
また基本、アプリ上のメッセージフォームでやり取りをし、受け渡し予定者・場所を決定したら、後日、商品と現金を交換します。時々、「口座に振り込むので、この住所に送ってください」という方もいますが、基本的に直接会って商品を渡すので、無駄な送料がかからず、面倒な梱包作業も必要としません。
さらに相手が車所有者の場合、ただ車に搬入すればいいので、テレビや冷蔵庫、洗濯機のような大型家具も簡単に売ることができます。
手数料なし、送料なし、大型家電も販売できるのがこのジモティーの魅力。
デメリットとしては、基本的に販売範囲は地元周辺に特定されるので、全国区のメルカリやラクマと比較して売りにくくなることと、販売後の大型家具を自ら(もしくは購入者と)搬出しなければならないことです。(階段だけのマンションにおける洗濯機の搬出が何より辛いです。)
以前は、メルカリの姉妹アプリ『アッテ』というアプリもこのジモティーと並んでよく使われていましたが、メルカリが「アッテ」を終了してからはこの「ジモティー」が独占状態となっています。
NEW! PayPayフリマ
2019年10月にyahoo運営のフリマアプリ『PayPayフリマ』がリリースされました。
PayPayと言えば、2019年10月時点ですでに1500万人を超えるユーザーがいるので、それとリンクするPayPayフリマはかなりの利用者を見込めると考えられます。
メルカリやラクマと異なる点として、価格交渉をアプリ内で完結させている点が挙げられます。また、販売手数料は5.0%(2021年1月13日時点)となっているので、利益を出しやすくなっています。
デメリットとしては定形外郵便が利用できず(2021年1月13日時点)、ある程度の大きさの小包はゆうパックまたは宅急便などを利用しなければなりません。
ゆうパックや宅急便は送料が700円からで3辺の合計で料金が変わります。一方、定形外郵便では重量で料金が変わり、500g以内では送料510円であるので、700円を目安に、ラクマやメルカリを利用した方が幾分か利益が出ます。
結論、小物を売るならどうすべきか
ただし、上記のようなフリマアプリではクレームや怖い目にあったなどのトラブルもいくつか報告されています。
また、「ネットとかよく分からない」「一つ一つ個人とのやりとりがめんどくさい」「見知らぬ人と会うのは少し抵抗がある」など、そういういった方もいらっしゃるかと思います。
そのような方は、安心して一括査定し、引き取ってもらえる信頼できる業者の出張買取がおすすめです。
あまり時間をかけたくないような人
早く、高く、出張買取といえば『トレファク引越』
出張買取を行っている業者はトレジャーファクトリーの運営するトレファク引越が有名でとても便利。全国ネットのニュースでも話題になっているほど。
トレファク引越は日本全国(買取店が少ない地域でも対応可能!)無料で出張査定してもらうことができ、申し込みから最短で即日のスピード対応してもらえます。重い荷物も持ち運ぶ手間もなく、外に出ずとも気軽に利用することが魅力。
その他、ブランド物の小物や古着がある場合は姉妹サイトのブランドコレクト宅配買取も合わせてみるといいでしょう。現金化もとても早いです。
査定可能なものとしては、結婚式の出席でもらった引き出物のブランド皿や使われていない革のブランドバッグ、未開封の酒など実に多くのものを対応してもらえます。(ちなみにバッグや靴などの革製品を離島へ持ち込む場合は、湿度が高いためカビに注意した方がいいです。むしろほとんどの方が被害を受けます。)
査定金額に納得できたら、その場で現金化(amazonギフトの場合は割増)してくれるのもありがたいですね。
もちろん、トレジャーファクトリーでも買取できないものもあります。もし、トレジャーファクトリーでも買取が難しかった場合は、上で紹介したジモティやメルカリで売ったり、譲ったりしてみると良いでしょう。
車を持っていたら車に荷物を詰めるのも有効な手段
言い忘れていましたが、もし現在車を所持しておりフェリー輸送で沖縄や離島に持っていくつもりでしたら、車の中に荷物を詰めるていくのも一つの手段です。
フェリー料金(車両)は、シーズンにもよりますが、東京ー沖縄本島の距離で5〜7万円程度。東京ー石垣の距離で8〜10万程度です。
沖縄本島はそうでもないのですが、八重山諸島の離島などの中古自動車販売店で自動車を買うと10万キロ超え軽自動車でも20万円以上かかります。
したがって、もし現在自動車を持っていなくて、離島で自動車を使う予定があるのであれば、本土で安く購入して、できるだけ荷物を積み込み、沖縄・離島へフェリーで送るのも手段の一つです。(色々手続きがあるのであまりオススメはできませんが、参考まで。)
どの引っ越しスタイルが自分に合っているか
これまで格安で沖縄・離島へ引っ越すためにいくつかの方法を解説してきましたが、結局どの方法を用いてもそれなりのコストが必要です。
ただし、うまく見積もりサイトを使ったり、売買、ゆうパック配送などを使えば、予想以上にその予算を削減することができます。
荷物の量やシーズンにもよりますが、まずは単身引っ越しで業者に依頼する場合では25〜30万円を目標に、自力配送では5〜10万円程度を目標にしましょう。
最後にまとめとして、沖縄・離島引っ越しのフローチャートを示します。